タイの田舎ではよく見かける木窓の家、その木窓の家に自分が実際住むことになって、正直とてもびっくりでした。スリンのサノムでは、ほとんどの家が木窓です。タイの田舎の家は木窓が多く、日中は全開にしています。ドアまで全開にしている家も多く、家の中が丸見えです。タイの田舎って感じでしょ?
木窓の家に住み始めた当初は、いつ開けて、いつ閉めるのか、そもそも開けてて良いものなのかすらわからなかったのですが、タイ人曰く、18時までは全開にするのだそうです。夕方になると蚊が出てくるのでその前に閉めるのだと。
しかも、木窓にもいろいろ種類があります。
今住んでいる「タイの家」の木窓がこちら。多分この木窓は一番お金がかからないタイプの木窓だと思います。このタイプの木窓のデメリットは、人が普通に侵入できるので、単純に危険であることです。人はさすがに入ってきませんが、猫が時々入りそうになります。
防犯対策が必要だよね?とこの家のオーナーさんが声かけてくださり、お願いしました。そして後日防犯対策の柵が付いたのがこちらになります。
木窓に詳しくないのでオーナーさんにお任せしました。後日、実は想像していたのとは違ったのですが、とてもかわいい柵が付いてこれはこれで気に入りました。元々の木窓はそのままで、内側に柵が付いただけです。
これだと開け閉めするのにいちいち柵に手を伸ばす必要があり、ちょっと面倒くさい気もしますが、これはこれである意味新鮮だなぁなんて思ったり・・・。
他にも色んな種類があって、木窓の一部がガラスになっていたり。そうなっていれば、外の明かりが入って来るので部屋が明るくなって良いなぁと思います。
網戸が無くて、蚊が入る!網戸が無い窓なんて信じられないと思っていましたが、実際無くてもそこまで問題なくて、網戸がないからこそ直接風が流れるし、とっても解放感を感じます。やっぱり私は木窓に関しても魅力を感じてしまい、最近では木窓の家を見たらまじまじと見つめてしまうのです。