ノー家電の形だけの「タイの家」で暮らしています。
もちろん洗濯機は家にないので、洗濯は裏庭で手洗いです。少し歩けばランドリーがありますが、行き来が面倒くさいので夫婦2人分だし手洗いで問題ありません。ですが、手洗い洗濯をしてるとやっぱり面倒くさくなってきます。
ツイッターで、手洗い洗濯めんどくさくなってきた!とつぶやいたら、足ふみ洗濯はどうですか?とアドバイスをいただいて、足ふみ洗濯を試したところ、非常に楽ちんだったので、それ以来、足ふみ洗濯で楽しく洗濯しています。なぜ気づかなかったのだろうか?って思うほど、考える力が不足していた私。足ふみ洗濯、これがとっても良い運動になるんです。絞りに関しては、暑くて直ぐに乾くため、軽く絞る程度で問題なく乾きます。
ノー家電のタイの家での暮らしですが、このような洗濯など体を動かす家事においては、なるべく朝の早い時間に行う必要があります。というのも、タイはお昼になるにつれて暑さがピークになるからです。タイ人は、午後から15時までは外に出歩かない人も多いです。この時間帯に外に出てくると言えば、やめなさいと言われることもあります。とにかく暑くて日差しも強いため、この昼間の時間帯は皆なるべく室内や木陰の涼しい場所で休みます。
なので、このようなタイ暮らしでは、早朝の涼しい時間帯はとても貴重になってきます。この涼しい時間帯に何をするか?何をすべきか?考えて過ごす必要があるのです。
ノー家電の家なので、早朝の日課としては、家の掃除と洗濯は必ず早い時間帯に終わらせるようにしています。動いて汗をかいた後の水浴びがとても気持ちよくて、この朝の日課をやり遂げるのがとにかく気持ち良いんです。
ウボンでアパート暮らしをしていた頃とは比べ物にならないほど生活が激変しました。ランドリーもあり、家具家電のある便利なアパートだったので、1日の日課など考える必要もありませんでした。
この家に来てからは、普段考える必要のなかったことを考えなきゃいけないことが多くあります。1つ1つの行動において、どうしたらよいか、どうするのが効率的か?蚊対策、蟻対策、暑さ対策、たくさんです。洗濯機がないから手洗い洗濯、からの足ふみ洗濯、そしてそのうちもっと効率の良い方法が出てくるかもしれません。
不便な暮らしが考える力を蘇らせてくれるとしたら、こういう暮らしは時には経験した方がいいと私は思います。