先月無事に、タイでの婚姻手続きが済みました。

タイ人夫とこれからタイで生活していくためには、なにかしらのビザが必要となります。
私は今回、タイ人配偶者ビザ(NON-O)をウボンで初回申請し、約2週間の審査期間を経て無事に取得できました。
婚姻手続きにはいくつものステップが必要でしたが、ビザ取得に関しては、必要書類さえ揃えることができれば、イミグレにて1度の申請で済みましたので、とても楽でした。
配偶者ビザの申請は、初回はバンコクでしか受け付けてくれない、などという噂を聞いていたので、ウボンでできないの?なんていろいろと困惑していましたが、
ウボンで申請できましたし、ネットで調べれば調べるほど情報が錯乱しているように思うので、ご予定の居住地のイミグレにて事前に確認するのが確実で一番早いと思います。
ちなみにウボンのイミグレに行った際に、タイ人夫と日本人妻の場合のビザ申請に必要な書類一覧リストをいただきましたので、そちらも併せて紹介しながら今回の初回ビザ申請について振り返ってみたいと思います。
- 配偶者ビザの申請には残存滞在期間が15日以上ある必要があります。この15日間は初回申請期間にあたるようです。
- タイ人配偶者と一緒にビザ申請に行く必要があります。イミグレにて簡単なインタビュー(面談)あり。
※この記事は、ウボン在住で、ウボンのイミグレでの申請の際の情報です。また別の場所になると必要書類の違いがあったりする可能性がありますので、その点ご理解の上、参考に。
タイ人配偶者ビザ取得のための必要書類(タイ人夫、日本人妻)
ウボンのイミグレにて、配偶者ビザの申請をしたいと告げると、この紙を貰いました。
下記に日本語訳にしています。
必要書類(日本語訳)
- 証明写真(4×6cm)
- パスポートの使用ページ全てのコピーと、出国カード(TM6)のコピー
- 結婚証明書
- コーロー2
- 配偶者のIDカードのコピーと、氏名変更している場合はその証明書(ある場合)
- 配偶者の住民登録書(タビアンバーン)
子どもの出生証明書のコピー子どもの住民登録書のコピー- 詳細な家の地図
- 家の前で一緒に立っている写真(家全体を入れて)
- 部屋の前で並んで立っている写真(部屋番号の前で)
- 家の中で一緒に写っている写真(部屋の様子がわかるように)
この必要書類は、全て2枚ずつ必要です。
私たちは子供がいないので今回不要だった書類には横線を入れてます。実はこの書類以外にも必要な書類がありましたので下記に紹介しています。
うっかり忘れがちなのが写真、写真も同じ写真を2枚ずつ準備します。
ウボンイミグレは、大学の敷地内にあり、イミグレオフィスの周辺にコピー屋さんがありますので、忘れた場合はコピー可能です。
写真に関しては、大学を出て斜め向かい側辺りに写真屋さんがあります。
③結婚証明書ですが、私たちはタイで先に婚姻届けを出したので、タイの役所で発行してもらった賞状みたいな結婚証明書を提出しました。日本で先に婚姻届けを出した場合はタイの証明書はおそらくないと思いますので、日本で発行してもらった証明書?が必要になるかと思います。
④コーロー2は、タイの役所で婚姻届けを出した際に一緒に発行してもらった1枚のA4用紙です。有効期限があるようなので、毎回同じコピーを使用することはできず、延長の際は申請日直前に役所で発行してもらうのが良いようです。
⑨家の地図は、タイ人夫に描いてもらいました。イミグレオフィスから自宅までの手書きの地図です。
⑩⑪⑫の写真ですが、私たちは賃貸マンションに住んでいるので、マンション全体を入れて一緒に外で立っている写真と、部屋の入り口で部屋番号を入れて並んで立っている写真、家の中では方向を変えて2枚、部屋数がある場合は部屋ごとにとかいろいろ準備してた方が良いかもです。私たちはワンルームなので部屋の中では2枚が限度でした!
計4枚の写真をそれぞれ2部ずつ準備して行きました。
その他に必要だった書類
上記の用紙には書かれていませんでしたが、私(日本人妻)の独身証明書と、賃貸契約書のコピー、賃貸マンションのオーナーのIDカード、タビアンバーン、マンションのタビアンバーンのコピーも必要でした。
実はウボンに来てからTM30をすぐに出してもらえずもたもたしていました。
ビザ申請に行く旨をオーナーに伝えてオーナーの必要書類だけとりあえずコピーして持って行ってたのでよかったです。
オーナーの書類があったので、イミグレにてTM30を準備してくれ、あっさりと申請できました。
また、写真に関してもA4用紙に貼り付けて頂いたりとイミグレ側でたくさん手伝っていただいてほんとにウボンのイミグレは親切でした。
賃貸契約書には、収入印紙のようなものが必要で、タイ人夫が近くに買いに行って貼り付けていました。
イミグレで準備した書類
その他、イミグレにて準備した書類2部。
ビザ申請用紙(TM7)の記入と、もう1つはアンケート。
受付のお姉さんが、いくつか質問形式で書いてくれるので、その回答を記入するようにと言われました。
質問例)
- 結婚するまでどれくらいの期間交際していたか?
- どうやって知り合ったのか?
- お互いの両親の名前。
- お互いの宗教。
確かこんな感じだったと思います。
お姉さんが質問してくれて、結局私たちは答えるだけで記入までしてくれました。
ビザ申請費用
配偶者ビザ初回申請費用は、2000バーツでした。
延長の際は1900バーツ?らしいですが、次回延長で確認出来たら記載します。
配偶者ビザ初回申請方法
初回ビザ申請の際に気を付けておくべきことは、滞在期限が15日以上あること。
私はノービザで滞在期限がほんとに15日ギリギリでしたのでギリギリセーフでした。何が起こるかわからないので、滞在期限は余裕をもって見ておく必要があります。
上記の書類が全て揃ったら、受付のお姉さんに最終確認してもらいます。
お姉さんは手際が良く、不足があれば丁寧に教えてくれて何度も確認してくれます。
その後、イミグレ担当官の下に書類が渡ります。
その間、椅子があるので呼ばれるまで待ちます。
配偶者ビザ初回申請時は、必ずタイ人配偶者と一緒に行きます。
呼ばれたら、簡単な面談のようなものがあります。
ほぼタイ人夫が答えていました。
問題がなければ、申請は完了で、2週間後に再度イミグレに行き、パスポートにスタンプを押してもらいます。
2週間後にイミグレの受付のお姉さんのLINEに連絡し、審査完了したか確認できたので、2週間後にイミグレに行き、無事スタンプを押してもらえました。
初回ビザの申請では、3カ月の滞在が認められます。
次回の延長申請では1年間の滞在が認められます。またその時には同じ書類を持って期限内に申請に来てください、と言われました。
めでたし。
まとめ
ウボンイミグレは、大学の敷地内にあり、イミグレオフィスの横はカフェなので、待ち時間をカフェでつぶすことができます。
私たちは、10時過ぎ頃イミグレに行き、不足書類を準備したりでお昼休憩をはさんで午後に申請をし、申請受付完了まで1時間以上は待っていたと思います。
確か、無事申請出来て帰るときは15時頃だった記憶が・・・・。
婚姻届けほどの労力は感じませんでしたが、ビザも1日がかりでやっぱり疲れました。はじめてだった、という理由もあると思います。
ウボンイミグレは人は少ないので、バンコクのイミグレと比べるとほんとに楽だと思います。
また、イミグレのスタッフがとってもフレンドリーです。
丁寧に教えてもらえるし、連絡もLINEだなんて、ウボン在住でよかった、ってすごく感じました。
とりあえず初回ビザ申請が無事に出来、配偶者ビザ取得出来てようやくホッとした感じ。
次は5月末に1年延長ビザへの挑戦となります。
婚姻届けはほんとに大変でしたので、ビザ申請の際にもなるべく準備できるあらゆる書類を揃えて行きました。
私の場合、タイ人夫と日本人妻でしたので、預金口座の証明は不要でしたが、タイ人女性と結婚している外国人男性の場合、預金口座の証明が必要になるのでご注意ください。
また、今回取得した配偶者ビザ(Non-O)ビザは、就労不可。
とりあえず今の時点では就労予定がないですが、タイで就労する場合はまた別のビザ?が必要になると思うのでその時はまた、ということで。
初回ビザ1年延長をした際にはまた記事で紹介したいと思います。