ウボン(ワリン群)での生活

タイ国鉄寝台列車の旅、ウボン⇆バンコク。

タイの国鉄寝台列車で、バンコクの日本大使館へ行ってきました。ウボンからは片道約12時間の超長旅です。

タイ側で婚姻届けが受理されてから、日本への届は郵送でと考えていたのですが、実家の母に役所に書類のコピーを出してもらったら、どうやらコピーではダメだとのこと。

タイ人側の実物の身分証明書とタビアンバーン、そして婚姻証明書原本が要るとのことで、それを送るのは困難なため、バンコクの日本大使館へ行くことになったわけです。しかも、届けは3か月以内だったので、ギリギリでした。地方に住むデメリットの一つはやっぱりこれだと実感します。

ウボンラーチャターニー鉄道駅ウボンラーチャターニー鉄道駅
ウボンラーチャターニー鉄道駅ウボンラーチャターニー鉄道駅

飛行機を利用すれば片道1時間ですが、都合の良い時間がなかったため、早朝に到着する列車を利用しました。

いつか乗車してみたいと思っていたのでちょうどよかったのですが、ただ問題は1つ。数日前に流産したので体が大丈夫かということでした。流産していなくても、妊娠初期なので安心ではないんですけどね。座席は横になれるベッドを予約して行きました。

通路の様子通路の様子
ベッドの様子ベッドの様子
ベッドの様子ベッドの様子

ウボンは始発地点なので、乗車時には既にベッドの準備がされていました。なので、直ぐに横になって休むことができました。ただ、エアコンが効きすぎてものすごく体が冷えました。あまりにも冷えるのと、揺れが想像以上に激しくてほとんど寝付けなかったです。

無事日本大使館での用事を済ませてから、その日の夕方バンコク発の列車で帰りました。

帰りは帰りであまり涼しくなく、車内で買ったカオニャオムートーを食べた後に胃痛が来て1時間ほど苦しんだ末ようやく爆睡できたという感じです。車内に飲食販売しに来る人達は、普通の人達で、どっから来たの?って感じで突然現れるから不思議でした。

列車自体は超ボロでしたが、ベッドシーツや枕カバーは綺麗なのでまぁ安心、トイレはちょっとびっくりするけど汚いわけではないです。

もし乗るなら、下段ベッドが断然良いと思います。上段は狭いというか、座った時に半分天井がカーブになっており、頭が当たるので体の大きい人には辛いと思います。このちびの私(151㎝)でも狭って感じるほどなので。ついでに窓がないので外も見れないです。でも上段より100バーツほど安いので、費用を抑えないといけない場合は上段でもまぁアリかなと言う感じです。

意外と行きも帰りもほぼ座席は埋まっていて、乗車率高いんだなぁって思いました。バンコク⇆ウボン間は夜行バスでの移動しか経験なかったので、初めて寝台列車を経験できて良かったです。体が元気であればもっと楽しめたと思うのですが、とりあえず無事帰ってこれてよかったです。

寝台列車は座席が埋まりやすいので、数日前にWebで事前予約がおすすめです。

The state railway of Thailand