農村生活

遂に、突然、村暮らしが始まってしまった。

イサーンのライスファームを歩く夫イサーンのライスファームを歩く夫

村暮らしのスタートは来年からと思っていたけれど、夫がサムットプラカンでの仕事を予定より早く終えてしまい、故郷の村に帰省というか引っ越しというか、村でこれから暮らす事になった。

まだ心の準備が出来ていない、準備するそんな余裕もなく、明日出発だよ、とか言うもんだから急いで荷造りをして、約10時間かけて車で村まで戻って来たのが数日前の出来事。実はこんな勢いで私はタイ移住してまだ9ヶ月なのに既に4回目の引っ越しを経験済み。

まだ信じられないし、遂に、突然の村暮らしが始まって、未だ動揺しているのだけれども、将来的には村で暮らす予定だったからまぁいっか!と気持ちを切り替えるしかない。

実は村には私達がいつか住むための土地だけあって、将来暮らすための家を作るのにお金を貯めて戻ってこよう、と計画していたんだけれど、さすがにそう上手くはいかなかった。村に戻る事になった理由はいくつかあるのだけど、それも少しずつどこかに書いていくと思うので、興味があれば明日には何が起こるかわからない私の不思議な人生を読み続けて欲しい。

イサーン人夫と暮らし始めてびっくりな事だらけなのももうすっかり慣れてしまって、私にとっては直ぐに受け入れられる事でも他人に話せば驚かれて、心配されるのが当たり前、それでもこれが私の夫なんだよ、って最近では変な誇りが芽生え始めている。

他人のように話を聞けば、どうしようもない夫なんだけれども、私はこの夫と出会った事で無縁だったであろう変わった人生を日々歩まさせてもらえていて、それはそれでとても嬉しくて人生が楽しくなったのは間違いない。決して楽ではないんだけどね。