今住んでる地域の農業見学をして来た。栽培して農家が主に利益を得ている作物は下記である。
- キャッサバ
- 天然ゴム
- カオニャオ
- カオジャオ
米はシーズンがあるが、キャッサバは年中育つらしい。天然ゴムも年中樹液が採れるんだって。その2つについて今日は少し調べて調査した内容をまとめてみる。
天然ゴムの木
これがゴムの木「ยางพารา(ヤンパラー)」で、ナイフで木の皮をけずると牛乳のような白い汁が出てくる。それがゴムの原料で、ラテックスと呼ばれる。ラテックスが流れやすくするため、斜めにゴムの木を削ってカップで受ける。
植えてから5~6年位経つとラテックスをとれるようになり、とれる期間は1本のゴムの木で25年~30年位だそう。
屋外や屋内で5日~7日間、自然乾燥され、このようにゴム色になっていく。そしてゴム工場に運ばれ加工される。
樹液は早朝特にとれやすく、約3日でカップが一杯になる。夜中12時ごろから、樹皮に溝(傷)を付ける作業があり、本数が多いと、それなりの作業になるようですが、引き取り値段も堅調で、他の農作業と比較すれば楽なんだそう。
1kg約35バーツで売れるらしい。
キャッサバ
キャッサバとは、タピオカ澱粉の芋のこと。タピオカミルクティーのタピオカの原料がキャッサバである。
キャッサバは一見面白い育ち方をするので機会があれば是非見て欲しい。言葉で表すと、細い木のような枝の先端に葉が付いており、根本の根に当たる部分がそのまま芋となる。
植えてから約9ヶ月で収穫できるらしい。植えたらそのまま放置でお世話はほぼ不要、だからとても簡単なんだとか。
一番大変な作業は掘り起こす作業で、鍬で掘り起こしたら芋の部分をこのように集め、キャッサバ工場に引き取ってもらう。
1kg3bで売れるらしい。
タイ最東部のこのエリアは、ほぼゴムの木とキャッサバ畑が占めている。キャッサバ工場もあらゆる所にあるので、簡単で育ちやすい為、小さくキャッサバ畑をやっている農家もたくさんある。
以上、天然ゴムの木とキャッサバについての調査内容でした。