村に引っ越してきてから、コミュニティ病院にて2度目の妊婦健診に行ってきた。
そう、私実は今妊婦です。村に来た時には既に12週目くらい、妊娠初期でした。
前住んでいたサムットプラカンの私立病院で2度検診を受けてから、先日初めて村のコミュニティ病院に行き、昨日2度目の検診に行ってきたので、どんな感じなのか簡単に説明してみようと思う。
村のコミュニティ病院については以前書いた記事をご覧ください。

コミュニティ病院は、大きめのお家のような建物になっており、簡単な診察を受けれる病院。
毎日ドクターが一人担当で来るようです。妊婦健診では女性のドクターが担当。ドクターは英語は喋れません、他の看護師やスタッフ誰一人英語は喋れず、タイ語オンリーです。
妊婦健診は、受付をしたら体重と身長、血圧を測られ、その次に尿検査が毎回あります。
それから順番に呼ばれて診察室に入り、問診があります。お腹の中を見れるエコーは無く、胎児の心拍を聞ける小型の機械だけあり、妊娠中期以降の妊婦はそれで心拍の確認をされます。
私はまだ妊娠初期なので、問診とお腹をドクターが軽く触り異常がないか診てもらうくらいの診察です。
1度目の時は、サムットプラカンの病院からの紹介状を出し、少し長めに問診して頂きました。このドクター、今まで受けた中で一番親切だなぁという印象が強く、田舎とは言え、とても安心します。
タイ人は必要な検査しかしない人も多いが、日本人だからここでは検査できる限りした方が良いとアドバイスを頂き、ウルトラサウンドを希望であれば紹介してもらえるとのことでした。
2度目の検診では、破傷風ワクチン2回目を打って貰いました。この時点で妊娠4ヶ月、次の検診は安定期に入る頃なので、コミュニティ病院ではなく、また少し先にある大きな病院でエコー検査の予定となりました。
この村の妊婦さんは一度もエコーせずに産むのだろうか、と疑問でしたがちゃんと繋いでもらい、そういう流れになっている事を確認出来ました。
ちなみに診察料、ビタミン剤、注射代は一切取られず無料でした。村レベルになると無料になるのか、とちょっとびっくり。
サムットプラカンの私立病院では目玉が出るほど高かったので、高かったでしょう!とここのドクター笑っていました。
その分毎回エコーで見てもらえる安心感と英語が通じるというのがあるのだけれど、実際村の妊婦健診を受けてみると、全然村でも大丈夫じゃんと思ったし、私はむしろ村の診察の方が好きかもしれない。
ただ、出産する時は近くに出産出来る病院が無いので日にちが近づいたら、大きな病院の近くへ移動するんだと聞きました。
でも突然陣痛ってくるだろうし、それ以前に緊急事態が起きたらそれはそれで大変だなぁと思うので、毎日どうか何も起こりませんように、とお腹に声かけている。というのもこの以前に一度私は流産を経験しているので。
まだタイ語もままならず、初めての村での出産は色々と不安だと考え、今回は早めに日本に帰国して日本で出産する予定にしています。
前回10週で流産したけど、その壁をとりあえず超えたので、このまま無事に育って欲しい。
そして、一度出産を経験すれば、次は村で産んでみたいと思っています。村とは言え妊婦さんは割と多く、毎回10名弱くらい来ています。
サムットプラカンの私立病院では2時間以上待っていたけれど、そんな待ち時間も発生せず、とても良いです。
以上、村の妊婦健診の様子でした。