知人がずっと不妊治療をしていて授かれず、体外受精に踏み切ったけど1度目がうまくいかなかったようです。以前は不妊なんて自分とは無関係、どうして出来ないの?なんて思うほど酷く素っ気ない私でした。
4ヶ月ほど前に、私はタイの田舎(ウボン)で流産の方を経験した事で、まさか我が身に起きるなんて、という事が実際我が身に起こり、経験すると、彼女の今回の結果に対して、我が身のように気持ちがよくわかるようになっていた自分に、変わったなぁと思いました。
人は誰しも、自分に無関係なことは理解しにくい。何の問題もなくスっと授かり、スルっと産まれる人にはほんとにほんとに理解しにくい事で、もし私もスっと終わってたら、流産する人の気持ち、不妊で悩む人の気持ちは一生考えなかったと思うしわからなかったと思います。自身が流産した時に、このスっと行かない側の人たちがいる事に初めて目を向けることができました。
多分ですが、もしも私が出産した時に、出産報告をする場合には、生まれました、というよりも、流産という経験が気づかせてくれた、経験者にしかわからない思いに目を向けれるようになった感謝を発表するのではないかと思ってます。
悲しかったけど、経験して良かったんだ、とはっきりわかった日。我が身に起きた流産が、こんな風に私を変えてたとは思ってもいませんでした。これはとても大きな成長です。
ウボンでの妊婦健診の記録と、流産をした時の記録はここに書き留めています。
- 【初めての妊婦検診】タイ最東部ウボンで妊娠。エコーで赤ちゃんの心拍確認、現在6週目。
- 【妊婦検診2回目】血液検査と尿検査。
- 【妊婦検診3回目】タイの母子手帳をもらいました。
- 【妊娠10週目でまさかの進行流産】当時の状況と心境、そして原因を振り返る。
- 人生で初のEmergency、要らなくなった母子手帳。