日記

イサーン夫とタイで暮らし始めて物欲が無くなった。

日本に住んでいた頃、いちいち何か買いたくなるあの衝動は、一体なんだったんだろう。

タイに移住して半年になりますが、これまでに自分の物を買ったことがありません。あえて探せば、スリンのサノムにいた頃に、月に数回開催されるタラートで、10バーツのセカンドハンドの服4着を買ったのみ。

サノムのタラート(市場)サノムのタラート(市場)

自ら欲しくて買ったわけではなく、一緒に行ったタイ人に、いつもは50バーツとか70バーツだけど、今日は全部10バーツになってるからあなたも買いなさい、って言われてなんとなく買ったという流れ。

タイの田舎の生活の雰囲気と、気にしない性質を持つタイ人に囲まれることで、物欲が自然と軽減されてしまったことも理由の一つだと思っています。

そもそも日本にいた頃に、特別必要なわけではないにも関わらず、「これ今すぐ買わないと、手に入れないと、この気持ちが解消されない」みたいな意味のわからない変な衝動。あれははきっと、不安とか焦りとか、満たされない心とか、ではないかと思います。持たないことへの恐怖心というのでしょうか。

お金も物もほとんど持っていないのに、いつも幸せそうに生きてるイサーン夫と一緒に暮らすことで、その変な衝動が無くなったことに最近気付きました。

「無くても幸福という名の最強の武器」、たどり着くまで30数年かかりました。