村暮らしで一番不思議な事は、誰がどこの家の家族なのか良くわからない事。血縁のある親族同士が隣近所に住んでいる事は普通なのだけど、割と誰でも誰の家でも勝手に出入りするから面白い。
滞在してる叔母の家の農業をいつも手伝ってたり、時々食事を食べてたりする男の人がいるのだけど、この人はどこの誰なのか?夫に問うと、彼には家も家族も無くて、叔母さんがお世話してるんだと。
家無いって何処で寝てるんだろう?って不思議なんだけれども、その人毎日現れるしちゃんと農作業してて働き者なのだが、ちょっと何かあるらしく普通では無いから気をつけた方が良いと。私が見るからには何を話してるかよく分からないって感じ。危険な人ではなく良い人なのだけど、壁を張っておくが無難みたいな…。
今日はその不思議なホームレス見かけないなぁと思ったら別の家でくつろいでたりしていて、あらゆる家を転々としながら仕事があれば手伝って食事食べさせてもらって、ポケットからお金出す様子を見たので時々小銭稼ぎをしてという感じでこの村で生き延びているらしい。
めっちゃ不思議で謎だらけ。もしかしたら私が日中休憩してるハンモックで夜寝てたりして…と考えるとそれはそれでマジか!ってなるんだけれど、勝手な想像は止しておこう。
村暮らし2週間でこの不思議なホームレスの追跡はまだこのくらい。面白いなぁと思いながらこの不思議なホームレスについて、また新たな発見があれば書くかもしれない。ほんとに愉快な村。