国際結婚の現実

【食事編】昆虫を食べるタイ人夫との食の不一致

タイのウボンの田舎、ラオス国境沿いの村出身の夫との食の不一致について語ってみたいと思います。

タイ人配偶者のいる方は、少々共感いただけるかと思います。(特にイサーン地方出身者)

これからタイ人と結婚!を考えている方、もしくは国際結婚の予定のある方は、食の不一致は想像よりも激しいかも?と頭に入れておくと良いかと思います。

まずは私たち夫婦が元々母国でどんな食生活をしていたかです。

タイ最東部出身の夫

私の夫は昆虫を食べます。見ている限り、一番良く食べるのは赤蟻とその卵を使った料理、他にもコオロギのような虫のフライとか、蚕とか、カエルとか、多分他にもまだあると思います。

昆虫食を食べる時は基本家庭、実家にいる時や、知人の家庭でいただく時などに食べてるようです。

一人の時は、わざわざ昆虫を買って料理することはなく、マーケットやレストランでソムタムを中心に普通のイサーン料理を食べてるようです。

昆虫食は、故郷の味でもあるし、本人は大好き。普通に美味しいと言って食べています。

その他、故郷ではほぼ自給自足な暮らしなので、山で採れるキノコや、川で採れる魚など、後は豚や飼ってる鳥とかも時々さばいていただく、そういう暮らしの中で育った人です。

ソンクラーンで故郷に帰省した時のある日の夕食、夫が材料を集めて作ってくれたもの。途中まではおいしそうだったのですが、最後に赤蟻をぱらぱらと加えたため、私は食べることができませんでした。

この事件をきっかけに、私は赤蟻を食べないと知った夫はかなりショックを受けていました。

赤蟻と、赤蟻の卵料理の記事は他にも下記に紹介。

夫が鳥を捌いた時の記事。

純日本人の私

日本生まれ、日本育ちの私は日本食をずっと食べてきました。

基本好き嫌いはなく、何でも食べます。

タイ移住するまでは、知る限りのタイ料理は美味しいと思っていましたし、現地でも良く食べていました。(夫の故郷に行くまでは・・・。)

【食の不一致】私が昆虫食に抵抗があるように、夫は私の作る日本食に抵抗があるらしい

2019年、夫の故郷にて2019年、夫の故郷にて

夫と出会ってから、初めてイサーン地方に足を運ぶようになりました。

実は初めてイサーンに行った時に、あらゆる家庭で昆虫食が出てきて唖然とした記憶があります。今からおよそ3年前。

当初は今より少し若かったので、好奇心ゆえ食べました。初めて食べたのは、蚕だったと思います。知人宅でいただきました。味は強くなかったですが、ややクリーミーに感じました。

次に他の家庭で出たのは、コオロギのような虫の唐揚げでした。なんとなく味に想像がつきましたし、そこまで抵抗のあるものではなかったです。塩味のフライ、みたいな感じで過去食べた昆虫食の中では一番マシ。

最後の極め付けは、夫の故郷の実家を訪問した時です。ここで出たのが赤蟻とその卵の料理、カイモッデンという料理です。赤蟻の卵は中でもちょっと嫌な風味がした記憶があり、一番苦手な味、と記憶しています。

それぞれを1口ずつ食べてみたわけですが、やはり美味しいと好んで食べれるようなものではなく、それ以来出てきても、出されても、手をつけないようにしています。

でも、ここの人達にとっては貴重なタンパク源として摂取されるものなので、食べることへの理解はしています。夫は食べるし、家族も食べる、でも私は食べない、それぞれと考えています。

こういう育ちをしてきた夫ですので、私と食の好みが合うはずがないんです。

結婚して一緒に生活し始めて、いくつか日本食を作りました。

味噌汁、野菜炒め、豚丼、お好み焼き、肉うどんなど。ペペロンチーノ、ナポリタン、パスタも作りましたよ。

美味しいと完食したのは肉うどんだけだったかな。味噌汁は時々飲んでくれるけど。

そもそも口にする以前に、手をつけることすらしてくれない。私が昆虫食に抵抗があるように、夫も私が作る食事に抵抗があるようです。

タイで手に入る材料で料理しても、醤油、味噌を基本として使っているためか、調味料が違うらしく、食べてくれません。

最近唯一美味しいと食べてくれるのは、目玉焼きです。私の作る目玉焼きはすごく美味しいんだって。そもそも料理してない、焼いただけ。

あまりにも食が合わないと知った時、今後は料理せず外食かテイクアウトにしてしまうか、と考えましたが、私が自分で作る日本食を食べたくて、悩みました。

結果、日々の食事をどうしているか

色々と試した結果、最近では米と味噌汁と目玉焼きだけは作るようにして、他は自分で買ってくれ、というスタイルにしています。

辛いソムタムが食べたい時はテイクアウトしてきますし、臭い料理が食べたい時は買ってきます。

そして、それぞれ好きなものを食べるようになりました。

★補足として、もちろん全てが合わないわけではなく、一緒に食べれるものもあります。ムーガタ、チュムチュムなどはお互い好きで一緒に食べることができます。

理想なんて描くもんじゃないって思い知らされた

日本人同士の結婚でも食が合わずにうまくいかないということがあるのに、結婚したら夫に美味しい手料理を・・・なんて夢見るもんじゃないなってつくづく感じました。

実はそんな理想をほんのちょっと描いていた為、作っても手をつけることさえしてくれなかった時、結構打撃は強くやっぱり悲しかったかな。

でもよく考えれば、私も夫の故郷に行った時に出てくる食事はどれも、恐れているので仕方ないことです。お互い様。

国が違い、育ちが違い、そこから共同生活するとたくさんの壁にぶち当たりますが、全てを新しい興味、好奇心と捉えていくことが、お互いの理解へと繋がり、一つの世界、平和へと繋がるのではないかと思います。

国際結婚、波乱万丈!

毎日が衝撃と共に楽しくて仕方ありません。

POSTED COMMENT

  1. Yu より:

    面白い記事でした。男女逆で、はるなさんと似たような境遇です。でも、住んでるところがバンコクに近いせい?か、そこまで食の不一致はないかもしれません。

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