夫の故郷のナワ村での初めての滞在は、私にとって超新鮮な体験でした。シャワーとかトイレとかまぁまぁ想像通りな感じ(水瓶で体を流す。トイレも用が済んだら横の水瓶の水で流す。)で、かなり抵抗はありましたが、無事滞在クリアできました。
なんといっても一番不安だったのがトイレとシャワーです。
叔母の家のトイレと浴室、ここは一室になってるので思い切り裸になって流せますが、外でオープンになってる場合は、布を1枚巻いたまま身体を流すようで、これが最初は難しいらしい。だから、一室の部屋になっててよかった。
綺麗に掃除はしてありましたが、こういうのは本当にはじめての経験で、キョドキョド恐る恐る身体流しました。薄暗いことと、幸いにも私の視力が悪いので眼鏡をはずして裸眼ではっきり見えないように工夫した事が救いだったかもしれません。
水だから昼過ぎくらいの暑い時間に浴びないと、朝晩は寒くて浴びれません。タイに来てから、水でもいいから身体を流せる事が、改めて喜びとして感じれるようになったのは事実です。
なんといってもこの村での滞在は、過去最高に野生的なキャンプだったと言えます。というのも、この村はあらゆる動物がいて、放し飼いにされているので、ほぼ人間と動物の共存の世界という感じ。ありのままの自然っていうのでしょうか。それがリアルに感じられるのは就寝時から明け方にかけてでした。
こんなに気持ちよく目覚めたのは久しぶりだったかも、というくらい気持ちよく休むことが出来て、これはここでしか味わえないかも・・・と思いました。
まず夜明けに犬の遠吠えが始まります。そして明け方にものすごい数の鳥の鳴き声と共に鶏が鳴き始める、まるで動物園?サファリで寝たかのようで、びっくりしました。ウボン市街地に帰ってきたら、ここも随分田舎ですが、ナワ村での暮らしが恋しくなりました。村での滞在をビビっていたのに、すっかり興味深くなってしまったのは間違いない。
私たち夫婦は叔母の家の中にテントを張って寝ましたが、結婚儀式に参加する一緒に来た友人2名はここでキャンプでした。
隣にカバーしてある場所は僧侶たちの就寝場所です。テントもない素の野宿なので、さすがだと思ってしまいました・・・。
ここナワ村についてはインスタグラムでも紹介しています。