今日(12月5日)タイは父の日です。
昨日は夫の祖父の兄(92歳)に会いに行きました。夫の祖父は80で亡くなっているけれど、お兄さんはまだまだ長生きしそうに見えました。タイの父の日は黄色のカンナの花を贈ります。同じように今日、タイの義理の父にも贈りました。
そして今日は朝7時にお寺に行き、お経を唱えて僧侶の説教を聞き、お供えをして来ました。この行為をタイでは徳を積むと言うそうです。
国民の9割が仏教徒であるタイの寺院は人々の信仰の場であると共に、特に地方においてはコミュニティーの中心としての側面があり、深く生活に根ざした場所です。
タイでは、日常の多くの場面で僧侶を呼ぶ儀式が執り行われます。廻転生を信ずるタイ仏教においては、民衆は徳を積まなければ良い来世を迎えることは出来ません。
人々は徳を積むため、僧侶に対してそれぞれ身の丈に応じた喜捨を行い、僧侶はその喜捨を基に修行生活を続けることが出来るという、相互扶助の関係が作られているようです。
タイ仏教は上座部仏教で日本の仏教とは違うけれど、寺院でお経を唱えるその行為を体験していると、昔祖父の寺で祖父がお経を唱えてずっと座っていた自身の幼少期の頃をふと思い出しました。天にいるおじいちゃん、そして日本のお父さん元気かなぁ。
Happy Father’s Day.