農村生活

村の大人たちの学歴について。

農業で生きる大人たち農業で生きる大人たち

村で農業してる大人の多くはファミリースクール(小学校)卒で終わっていて、そのままこの村で結婚し農業をして暮らしていると言う人が多いのだそう。

中学からはお金がかかるのと近くに学校が無いと言うのが行けなかった理由なんだって。でもとても素敵な農夫婦が多いと感じる。家族の形が綺麗でいつも微笑んでしまう。

それを聞くと私の夫は中学も高校も通えて大学まで出ているので、それはこの村でも少数派に当たるらしい。でも結局都会が合わず故郷の村に帰ってきたのだけど、戻って来てからはほんとにここが居心地良いんだろうなと日々見ていて感じる。

夫は大学まで出た経験もあり、その間独学で英語も勉強しているので英語も多少は話せるし、いろんな場所で仕事したりボランティアして来ながら、私と出会い結婚する縁があった村人の一人に該当する。

夫が進学していなく、ずっとこの村から出ずにいたら、私はこの夫とは出会うことはなかったのではないかと思っている。そう考えると進学するかしないかという分かれ道は人生を大きく左右するものだとも感じている。

例え村暮らしでデメリットがあったとしても、何処で生き抜くか環境選びはホントに大事。街から田舎へ、さらにはこの農村部へ引っ越してきてとても良かったと感じる。

というのも、これからの時代あらゆることが逆転していく気がしているから・・・。生きていくための知恵や知識を身に付けながら家庭が綺麗な形で繁殖していき、仲良くいれること、都会や発展した地でどんどん失われつつある問題だと感じている。

この村で後々子育てしていくとしたら?この村で暮らし続けるとしたら?学校や病院など、色々気になる点が出てくるからこそ、今私はこの村のそういった気になる部分を調査している。

ちなみに私も実際大学に行っていなく、高校卒業してアメリカに短期留学してそれで終わっている。大学までは出ていた方が何かと有利な点はあると思うけれど、私の場合学歴がないからこそ、身に着けた知識や技術を活かしながらそれを武器としてこれまで歩んできた。それが私の強みでもあるし、人生に全くと言ってよいほど今のところ後悔はない。

進学を望んだ子が家庭の事情で進学できないなど、子供の望む希望を閉ざさざるをえないなどといった、今の時代でやはりそういった問題はどうにか解決していく必要があるとは感じているけど。