農村生活

村のコミュニティ病院。

村のコミュニティ病院村のコミュニティ病院

先日、村のコミュニティ病院に行って来た。村暮らしで一番気になる事が、病院は近くにあるのか?と言う事だった。住んでる家からモーターで5分以内の所にコミュニティ病院がある事がわかり少しホッとしている。

でもやっぱり、村のコミュニティ病院なので最低限の設備しか揃っていないし、常時ドクターがいるわけでも無いのでやっぱりその点不安はある。

このコミュニティ病院、この週は小児科医、産婦人科医、のように担当制になっているのでそれに合わせて村人は受診に行くようになる。

もしも緊急の場合、そして高度な医療を求める場合はDistrictの病院に行く事になるので、なるべく怪我や事故のないよう心がけて生活しないとと改めて感じた。

また、行った日にはドクター1人とナースが数名、受付はボランティアのスタッフで合計10名くらいいたのだが、誰一人英語を話せなかった。町の病院だとドクターは割と英語が出来るのですが、やはり村レベルだとまた違ってくる。

ただ、ドクターはとても良い方で、設備はともかくとても親切に対応してくれて、それだけでもとても安心出来た。この日受診した内容に関しては、また後日書こうと思っている。

この日たまたま緊急で男の子が両親に抱かれてやって来て、様子を見ていたのだけど、何が起きたのかはわからなかったが様子としては意識が無くてぐったりしているようだった。

病院にいたナースや受付スタッフが集まって来て何か言い合っていて、そのまま男の子の様子は見えなかったが、10分くらいして意識が戻ったようで無事家に帰っていった。

緊急とはこう言う場所であって、皆やはり焦り気味だった。見ている側も不安だったし、緊急対応できるドクターが多分いなくて手の施し用がないと言う状況がわかった。男の子は無事意識を取り戻して良かったと思う。

このような状況から、私は医療知識もほぼ無い素人だが、素人でも身につけれる知識や手当などを看護師の母から学ぼうと思ったし、あらゆる症状や対応方法をある程度身につけておくのがよいと切実に感じた。