日本では乾燥葉っぱで売られているこぶみかんの葉、この前ウボンの田舎で本物のこぶみかんの木を見つけてわーいと一人喜びました。
タイに育つ木や植物は、基本食べれたり何かに使えるものばかりで、ふと見上げたその木にボコボコとした果実が実っていたので、これはもしやとカメラをズーム。
やっぱりこぶみかんだ!!
ウボンに来てから初めて作ったチムチュムに、こぶみかんの葉を使ったのが料理としては最初。
葉はこうやって出だしとして使うのかーと学びながら、しばらくチムチュムにハマっていた時に、こぶみかんの葉が無かったら結構不足感感じるなぁとこぶみかんの葉の活躍の大きさを実感しました。
ちなみにこぶみかんの葉は基本食べず、見つけたら避けます。最初分からずに食べてみたけど硬くて美味しくはない、レモングラスも知らなくて最初食べてたけど、ハーブ類は基本食べずに風味を味わうということを学びました。
チムチュムにはこぶみかんの葉の他、レモングラスとタイショウガのキーを使います。
野菜屋さんではこのようにハーブセットが売られているので便利です、さすがタイだ!って感激した。
果実は果汁として使えますが、すごく強いので使う時は数滴で、とのこと。
どちらかといえば、果実よりも葉っぱが主役。
葉には抗がん作用があるらしいので、トムヤムやチムチュムは体のためにもおすすめかも。他にもタイ料理には沢山使われる、なくてはならない材料なのだとか。
ちなみに果実の皮は切り刻んでカレーペーストや、干してお菓子にも使えるらしい。
果実は4cmほどの大きさで、煮詰めてシャンプーとして手作りしてる人も時々見かける。
タイ人は果実を頭皮に湿布してマッサージするんだって。フケや痒み防止になるそうで、果実が手に入った時には試してみたいと思いました。
英語ではカフィアライムと言うらしいですが、ライムとは別物の柑橘だそうです。